顔の見えない友

30年来の友人であるが、もう何年も顔を合わせていない。

最近は通話しての会話は無くSNSという有難いツールを活用している。

それこそ日常の仕事の話や、家族の話、自分の体調などはたからすると

井戸端会議そのものだ。

この友人との顔を合わせない会話には一つだけ暗黙のルールがある。

「時間を気にしない」という事。

何時でも連絡してよいという意味ではなく

「返事が無くても気にしない」という意味である。

最近のSNSに関するニュース記事を見ると少し返信が無いだけで

シカトされたとなる事が多い

それが原因での事件というのもよく聞く話だ。

しかし、相手にも都合があるのだから自分の都合だけで返信を求めては

いけないように私は思う。

この友人との会話はSNS以前のメールや電話という時代からお互いに

返信を求めてはいない。

おかしな表現と思われるだろうが、ときにlineで送信して一週間放置というのも

珍しくもない。

放置されても怒ることなく普通に会話の続きがまた始まる。

これが緊張することもなくごく自然に続いている。

もう何年も前の話にはなるが、この友人とまだ顔を合わせて会話していた頃に

言われたことがある。

「お前が気にするかと思った話だったけどまったくそんなそぶりが無いから安心した」と

似たような事は私も友人に感じた事があり、いい意味でスルーしてしまっている。

これが長く続いている理由かもしれない。

先日も20年前にヒットした漫画のタイトルの意味について話を振られた。

私は単純に面白いと思っていただけなので気にもしていなかったが、

友人の話では最近ネット上でその漫画のタイトルに意味が話題になっているらしい。

私自身はその件に関してまったく知らない。

お互いの気に入った記事をネット上で見つけては連絡したりしているが

不思議とネタがかぶる事は少ない。

微妙に好みが違うからだろうが、興味をそそられ無かったらスルーしてしまう。

これも暗黙のルールである。

時にお互いに興味のある分野だが意外と知らなかったりする事もあり

豆知識として個人的にはありがたい。

まぁ、あまり周りの人に話すとマニアックな内容もあるので

コソコソとSNSで会話を楽しんでるのかもしれない。

友人とはいろいろな付き合い方があると思う。

毎日のように顔を合わせる友人

仕事や学校を通じての友人

年月を重ねるごとにお互いの生活様式も変わって

疎遠になっていく友人たち。

私にも疎遠になった友人もいるが、どれだけ離れていても

近くで会話しているような気持になれる友人は数少ない。

SNSというのは使い方次第で便利でもあり

不便にもなる代物だ。

たまにか会えない、そんな友人ともたまには顔を合わせてみたい。

時々そんな話もする事があるがいつになるだろうか?

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Written by user308